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労災疾病等医学研究普及サイトのご案内【<病職歴調査を活用した研究>】

2017年8月18日


・独立行政法人労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおります。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、現在は、労災疾病等医学研究として9テーマの研究の照会に加え、これまで実施してきた研究成果についても掲載しています。

・今回はその中で「病職歴調査」についてのご紹介です。
http://www.research.johas.go.jp/bs/
・近年、がん患者の職場復帰(復職)支援が社会的な課題としてクローズアップされておりますが、患者自身の病態だけでなく心理状態,さらには職場という社会要因も重要です。全国 34 の労災病院群では、職業と疾病との関連性を研究するため病職歴調査を行っています。
・日本職業・災害医学会において、中国労災病院 豊田章宏先生が、就労しているがん患者の特徴について、病職歴調査データを用いてがん患者の診療情報と職業情報とを併せて分析・検討し報告された『全国労災病院入院患者病職歴調査から見た就労がん患者の実態』の論文及び動画が以下のリンクからご覧になれます。【労働者健康安全機構】

(論文)http://www.jsomt.jp/journal/pdf/064020128.pdf
(動画)https://youtu.be/5HHHJDpPkyc