2018年07月
病院から、ミネラルスピリットを使用している事業場から健康診断を依頼されたが、何の健康診断を実施したらよいかとのご質問を頂きました。
まず、化学物質を特定する必要があります。
特定するためにSDS情報を活用する必要がありますので、厚生労働省の職場のあんぜんサイトをご案内いたします。
当サイトには、右側に化学物質(更新情報)があり、その中に「GHSモデルラベル・SDS情報」がありますので、ここに化学物質名を入れて検索をしてください。
安全データシートを表示すると、最後の方に「適用法令」があります。
安全データシートには、
1.化学物質等及び会社情報
2.危険有害性の要約
3.組成、成分情報
4.応急措置
5.火災時の措置
6.漏出時の措置
7.取扱い及び保管上の注意
8.ばく露防止及び保護措置
9.物理的及び化学的性質
10.安定性及び反応性
11.有害性情報
12.環境影響情報
13.廃棄上の注意
14.輸送上の注意
15.適用法令
16.その他の情報
が記載されていますので、これらの情報を活用して、作業環境管理・作業管理・健康管理・安全管理・化学物質のリスクアセスメント等に活用をよろしくお願いいたします。
また、安全データシートの読み方・活用の仕方等については、産業保健総合支援センターが実施する産業保健セミナーへ参加の程、よろしくお願いいたします。
※厚生労働省「職場のあんぜんサイト」は、こちらです。【厚生労働省】
※GHS対応モデル・モデルSDSは、こちらです。【厚生労働省】
※追加「化学物質のリスクアセスメントについて」セミナーは、こちらをご覧ください。【愛媛産保】
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