2018年12月
ストレスチェック制度の目的はメンタルヘルス不調の未然防止(一次予防)です。ストレスチェックの結果を集団分析し、これを活用して職場環境改善を行うことが重要です。
職場環境改善には、労働者の心理的ストレスを軽減する効果、生産性を向上させる効果があることが分かってきました。
厚生労働省の第13次労働災害防止計画(計画期間:2018年度~2022年度)では、「ストレスチェック結果を集団分析し、その結果を活用した事業場の割合を60%以上にする」ことが目標として掲げられていますが、「職場環境改善は難しそうでハードルが高い。」という声をしばしば耳にします。
本テキストは、職場環境改善をこれから始めようと思っているストレスチェックの実施者、実施事務従事者、産業保健スタッフ等の方々を対象に、ストレスチェックの実施から集団分析、職場環境改善をスタートするまでの具体的な手順に従って、その実施方法を説明しています。
また、各ステップでは、課題やそれに対する工夫をあげて分かりやすく例示する等、成功のための秘訣をご紹介しています。
本テキストを活用して、事業場で職場環境改善の取組を推進していただきますよう、よろしくお願いいたします。
◆「これからはじめる職場環境改善~スタートのための手引~研修の教材」は、こちらです。【労働者健康安全機構】
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