産業保健コラム

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両立支援コーディネーターと両立支援促進員の違いとは

2017年12月


 両立支援コーディネーターは、医療機関、企業、公的相談機関等に所属し、医療や心理学、労働関係法令や労務管理等両立支援に関する基礎的な知識や考え方等の一定の研修を受講し、労働者(患者)や家族からの依頼を受けて患者(労働者)に寄り添いながら相談支援を実施し、また、労働者(患者)、主治医、企業・産業医のコミュニケーションのサポートを行う者とされています。

 一方、両立支援促進員は、独立行政法人労働者健康安全機構の産業保健業務基準に基づき、「治療と職業生活の両立支援対策の普及促進のための個別訪問支援、仕事と治療の両立に関する労働者(患者)等と事業場との間の個別調整支援、治療と職業生活の両立支援に係る教育及び事例収集を実施する」職務を行う者とされています。

 産業保健総合支援センターでは、 保健師、看護師、社会保険労務士や労災病院の医療ソーシャルワーカー等に「両立支援促進員」の委嘱を行っています。

※「働き方改革実行計画を踏まえた両立支援コーディネーターの養成」は、こちらをご覧ください。【愛媛産保】

 

 

 

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