2019年02月
被ばく線量の見える化のために、線量測定は適切な方法で実施しましょう。
管理区域に立ち入る方は、一時的に立ち入る場合(※)も含めて、全ての方が胸または腹部に放射線測定器を装着しなければなりません。
(※)一定の確認ができる場合には例外があります。
・ケースI 【均等被ばくの場合】
放射線測定器1個が必要です。
装着位置
A 男性、または妊娠する可能性がないと診断された女性–胸部
B A 以外の女性——–腹部
《均等被ばくと不均等被ばく》
「不均等被ばく」とは、体に受ける被ばく線量が均等でないことをいい、防護エプロンを使用する場合などが該当します。
・ケースII 【不均等被ばくの場合】
放射線測定器2個以上が必要です。
《装着位置(追加)》
ケースⅠの装着位置に加えて、体幹部及び末端部のそれぞれについて、最も多く放射線にさらされるおそれのある部位に装着することが必要です。
《体幹部の装着位置》
体幹部のうち、最も多く放射線にさらされるおそれのある部位※
※最も多く放射線にさらされる部位がケースIと同一である場合、放射線測定器の追加は不要です。
《末端部の装着位置》
末端部のうち、最も多く放射線にさらされるおそれのある部位※
※末端部の被ばく線量が体幹部の被ばく線量を下回る場合、放射線測定器の追加は不要です。
◆「線量測定は適切な方法で実施してください」チラシは、こちらです。【厚生労働省】
◆職場における労働衛生対策(電離放射線障害防止対策)は、こちらです。【厚生労働省】
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