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労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 <病職歴調査を活用した研究>

2018年1月22日


 独立行政法人労働者健康安全機構は、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上、重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。

 「労災疾病等医学研究普及サイト」では、これまで実施してきた研究成果について掲載しています。

 昭和59年から全国労災病院では、入院患者さんを対象に病職歴調査を実施しており、その研究成果を“病職歴調査”に掲載しています。

 その中の神宮司誠也医師による「労災病院の入院時病職歴データとリンクした、試験的退院後職場復帰調査」では、入院時に調査した職場復帰に関する調査と退院後6ヶ月後に実施した職場復帰アンケートの結果について報告しており、現在、対象病院を広げて研究が継続されています。

 この研究は、独立行政法人労働者健康安全機構が実施している治療と就労両立支援事業にも関連し、データ数が増えることで、どの職種やどの病気の方が復職支援を希望しているか、など今後の治療と就労両立支援事業に役立てることができます。

 全国労災病院に入院される場合は病職歴調査へのご協力をお願いするとともに、ご協力くださった方々にお礼申し上げます。

 

病職歴調査は、こちらをご覧ください。【労働者健康安全機構】