産業保健コラム

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★考えてみよう私自身の健康生活【厚生労働3月号】

2018年03月


 生活習慣が発症に深く関わる病気群を「生活習慣病」と言います。現在、高齢化の進展を背景に日本人の死亡者数の約6割を占めています。

 また、日本において糖尿病は、有病者は約1000万人、その予備群も約1000万人いるとされ、今や「国民病」と言われるほどです。本特集では、生活習慣病の予防について、その必要性と取り組み事例を「運動」と「食事」の分野からクローズアップしています。

数字で見る日本人の健康状態

 生活習慣病は一人ひとりが考え、予防に取り組まなければならない問題です。

 平均寿命と健康寿命の差をどう埋めるか

 昨年7月に「平成28年簡易生命表」が公表され、日本人の平均寿命は男性で80.98年、女性で87.14年と過去最高を更新しました。

 現在、日本人の平均寿命は世界一の水準です。しかし、日常生活に制限のない期間を指す「健康寿命」と、平均寿命との差は男性で約9年、女性で約12年あります。

 この差=期間は生活習慣病などにより健康ではない状態で過ごしていることになります。

 この差を埋め、健康で長く過ごすには、生活習慣病の予防に努めることが大切です。【厚生労働3月号より抜粋】

数字で見る日本人の健康状態・運動・食事・栄養については、こちらをご覧ください。【厚生労働省】

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