2017年7月11日
厚生労働省は、10月1日(日)から7日(土)まで、平成29年度「全国労働衛生週間」を実施すると公表しました。
今年のスローガンは、一般公募に応募のあった457作品の中から、村井 俊明さん(新潟県)の「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」に決定しました。このスローガンは、働き方改革を契機に、それぞれの職場における健康管理や職場環境を見直し、だれもが輝くことのできる職場を目指すことを表しています。
全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高めるとともに、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に昭和25年から毎年実施しているもので、今年で68回目になります。毎年10月1日から7日までを本週間、9月1日から30日までを準備期間とし、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな取組を展開しています。
労働衛生分野では、治療をしながら仕事をしている方が労働人口の3人に1人と多数を占めているなど、治療と仕事の両立が大きな課題となっているほか、職場におけるメンタルヘルス不調や過重労働、化学物質を原因とする健康障害などが重要な課題となっています。
このような状況を踏まえて、今年度の全国労働衛生週間では、「働き方改革実行計画」(平成29年3月働き方改革実現会議決定)に基づく、治療と仕事の両立支援の推進や、改正労働安全衛生法に基づくラベル表示や安全データシート(SDS)の公布といった化学物質による健康障害防止対策の徹底、ストレスチェック制度を含むメンタルヘルス対策や過重労働対策の推進、今年から開始した「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」(5月~9月)の推進による職場の熱中症予防対策の重点的な周知を実施することとしています。(厚生労働省)
※平成 29 年度全国労働衛生週間実施要綱等詳細は、こちらをご覧ください。【厚生労働省】
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