2017年8月21日
・独立行政法人労働者健康安全機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、現在実施している9テーマの研究紹介に加え、これまで実施してきた研究成果についても掲載しています。
・その中から、「働く女性の健康」についてご紹介します。アベノミクスで「介護離職ゼロ」がうたわれていますが、介護・看護のため離職する方の約8割は女性です。この研究では中部労災病院の医師が中心となり、働く女性における介護ストレスに関する調査、検討を行いましたが、介護者の介護ストレスには、認知機能障害や認知症による問題行動の有無が大きく関与していることが示唆されました。
・参考にしていただき、働く女性の生活の質(QOL)向上につながれば幸いです。【労働者健康安全機構】
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