2017年10月17日
・独立行政法人労働者健康安全機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上、重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、現在実施している9テーマの研究紹介に加え、これまで実施してきた研究成果についても掲載しています。
・“睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断と治療に関する研究”についてのご紹介いたします。詳しくはこちらをご覧ください。【労働者健康安全機構HP】
・本研究において、ドライバー、シフトワーカー等の職域における勤労者1,646名に対して睡眠時無呼吸症候群の有病率を調査したところ、3%ODIの低下による睡眠時無呼吸障害は男性20.1%、女性10.6%であり、20年前に比べ2倍程度増加していることが示されました。
・本研究の意義としては、職域においてSASのスクリーニングを行い、早期発見と適切な治療を行うことは健康増進のみならず社会的影響の大きい労働災害防止の面からも重要です。本研究において得られた知見を日本心臓病学会学術集会等において発表させていただいておりますが、当サイトにおいてもぜひ一度ご覧ください。【労働者健康安全機構HP】
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