2018年3月12日
厚生労働大臣は、平成30年3月12日、労働政策審議会(会長:樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授)に対して、「機械等検定規則の一部を改正する省令案要綱」についての諮問を行いました。
この諮問を受け、同審議会安全衛生分科会(分科会長:土橋 律 東京大学大学院工学系研究科教授)で審議が行われ、同審議会から、妥当であるとの答申がありました。
厚生労働省は、この答申を踏まえて、速やかに省令の改正作業を進め、今年4月下旬公布、5月1日に施行する予定となっております。
【省令案要綱のポイント】
日本工業規格(JIS T8151)に新たに規定される「吸気補助具付き防じんマスク」を、型式検定の基準を定める「防じんマスクの規格」(昭和63年労働省告示第19号)に追加するため、「機械等検定規則」(昭和47年労働省令第45号)について、
(1)型式検定合格標章を付さなければならない箇所を定める規定及び当該標章の様式の改正
(2)型式検定を受けようとする者が有すべき検査設備に騒音試験設備を追加
などを追加します。
※構造や性能に係る試験方法などについては「防じんマスクの規格」(昭和63年労働省告示第19号)に定めることとします。
※「機械等検定規則の一部を改正する省令案要綱」については、こちらをご覧ください。【厚生労働省】
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