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平成30年度「全国安全週間」

2018年3月28日


 平成30年度のスローガンが決定。新たな視点と惜しまぬ努力により安全な職場環境の形成を呼びかけ

 厚生労働省では7月1日から1週間、「全国安全週間」を実施します。また、今年度のスローガンは、応募いただいた448作品の中から 木村 稔さん(大阪府)の作品 に決定しました。

〈平成30年度の「全国安全週間」スローガン〉

新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理
惜しまぬ努力で築くゼロ災

 

 今年で91回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。

 事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力によって、労働災害は長期的には減少していますが、平成29年については、「死亡災害」が3年ぶり、休業4日以上の「死傷災害」が2年連続で、前年を上回る見込みです。

 また、 労働災害の防止のために、国、 事業者、労働者などの関係者が 重点的に取り組む事項を定めた 「第13次労働災害防止計画」が、平成30年度を初年度として新たに展開されます。働く方一人一人がかけがえのない存在であり、それぞれの事業場で一人の被災者も出さないという理念の下、日々の仕事が安全で健康的なものとなるよう、不断の努力が必要です。

 このような状況を踏まえて今年度のスローガンでは、従来から取り組んでいる安全活動に新たな視点を取り入れるとともに、労働災害防止のための努力を惜しまないことで、安全な職場環境を形成するよう呼びかけています。

 厚生労働省では、7月1日(日)から7日(土)までを「全国安全週間」、6月1日(金)から30日(土)までを準備期間として、各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を行っていきます。

平成30年度全国安全週間実施要綱等については、こちらをご覧ください。【厚生労働省】