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「CREATE-SIMPLE法を用いた化学物質のリスクアセスメント」をテーマに、えひめ衛生管理者交流会第22回研修会を開催しました

2019年9月5日


 令和元年8月26日、えひめ衛生管理者交流会第22回研修会を、愛媛労働局の後援により開催しました。

 今回は愛媛労働局労働基準部の岸泰広部長を講師にお迎えし、「CREATE-SIMPLE法を用いた化学物質のリスクアセスメント」をテーマに研修会を開催しました。

 このCREATE-SIMPLE法とは、国により開発された化学物質のリスクアセスメント手法で、有害性のリスクと危険性のリスクが同時に評価できる、新たな化学物質のリスクアセスメントツールとして近年注目されているものです。全国でも初の内容のセミナーであり、衛生管理者や産業医等参加者の方々は皆熱心に聴講されていました。

 研修会後半には保護具メーカーの株式会社重松製作所マーケティング本部、今川輝男企画部長にもお越しいただいて、リスクの低減につながる呼吸用保護具や化学防護手袋について、正しい選択の仕方や着用・保守管理方法、呼吸用保護具の漏れを確認するフィットテストなどの説明を、実演を交えて行っていただきました。2時間の内容で参加者は61名と非常に多くの方々にお集まりいただき、充実した研修会となりました。

配布資料の訂正について

 令和元年8月26日愛媛産業保健総合支援センター主催の「えひめ衛生管理者交流会」において配布した「CREATE-SIMPLEを用いた化学物質のリスクアセスメントについて」の97ページ目の演習3の回答において、危険性のリスクレベルの答え「-」、根拠「データなし」としていましたが、以下の通り訂正します。

 危険性のリスクレベルの答え「Ⅲ(中程度のリスク)」、根拠「取扱温度は安全マージン10℃を取るため、取扱温度≧引火点となり、リッター単位の取扱量のため暫定RLは5。着火源対策及び換気対策による補正により補正後の暫定RL3となる。それに対応するリスクレベルはⅢとなる(設計基準P26引火性液体の項参照。)」です。

 ご迷惑おかけしますが、訂正方よろしくお願いします。

なお、設定基準については、以下を参照してください。
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/kag/pdf/CREATE-SIMPLE_design_v2.0.pdf

担当講師