2019年10月4日
この度「両立支援にかかる企業と医療の連携」について考えるきっかけとしていただくために「愛媛 治療と仕事の両立支援シンポジウム~企業と医療の連携~」を、令和元年9月25日(水)に開催しました。
このシンポジウムにおいて、企業と医療の連携を図るためには、患者様を中心としたトライアングル支援を行うことが重要であり、そのためには、企業の相談窓口、医療機関の支援部門に両立支援コーディネーターを配置し、早期からの、患者様の状況に応じた両立支援が必要であることを、シンポジウム参加者が確認しました。
日時 | 令和元年9月25日(水曜日) 13時30分から16時00分 |
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場所 | 愛媛県医師会館 5階ホール 松山市三番町4丁目5-3 |
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内容 | 開催挨拶 | 愛媛労働局 局長 縄田 英樹 氏 |
事例発表 | (1)株式会社あわしま堂 人事課課長 野間須 陽 氏 (2)NPO法人えひめ障害者ヘルパーセンター 理事長 金村 厚司 氏 |
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相談対応報告 | 四国がんセンター患者・家族総合支援センター 支援室長 福島 美幸 氏 |
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シンポジウム「企業と医療の連携について」 | ||
シンポジスト | 株式会社あわしま堂 人事課課長 野間須 陽 氏 NPO法人えひめ障害者ヘルパーセンター 理事長 金村 厚司 氏 四国がんセンター患者・家族総合支援センター 支援室長 福島 美幸 氏 愛媛産業保健総合支援センター 両立支援促進員 武智 雅子 氏 愛媛労働局 労働基準部 健康安全課 課長 中本 英樹 氏 |
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モデレーター | 四国がんセンター患者・家族総合支援センター センター長 灘野 成人 氏 |
開催挨拶:愛媛労働局 局長 縄田 英樹 氏
はじめに、縄田労働局長からご挨拶をいただきました。
事例発表 | (1)株式会社あわしま堂 人事課課長 野間須 陽 氏 (2)NPO法人えひめ障害者ヘルパーセンター 理事長 金村 厚司 氏 |
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相談対応報告 | 四国がんセンター患者・家族総合支援センター 支援室長 福島 美幸 氏 |
企業2社(愛媛“治療+仕事=両立”宣言実施企業)における、両立支援の実際を、事例をもとに発表していただきました。
また、がんセンターの相談窓口の相談対応状況や、様々な取り組みについて報告していただきました。
シンポジウム「企業と医療の連携について」
シンポジウムでは、企業に求められるもの、医療に求められるものそれぞれの問題点・課題点を明確にしたうえで、今後の連携の在り方をディスカッションしていただきました。会場もシンポジストの話に耳を傾け、真剣な様子がうかがえます。
モデレーターの灘野先生も、皆さんの意見を引き出し、和やかな雰囲気となりました。
企業2社からは、それぞれの目線で、両立支援の取り組みについて活発な発言が行われました。
両立支援促進員の武智さんは、企業と医療のそれぞれの立場を理解した上で、連携には何が必要かを話されました。
また、行政の立場から、労働局の中本健康安全課長は、連携にはトライアングル型支援が欠かせないと、その必要性を話されました。
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