2020年11月6日
「治療と仕事の両立」とは、病気を抱えながらも働く意欲・能力のある労働者が、適切な治療を受けながら生き生きと就労を続けられることです。
そのためには、働く人々の治療と仕事の両立に向け、支援対象者(患者=労働者)、主治医、会社・産業医などのコミュニケーションが円滑に行われるよう支援する「両立支援コーディネーター」が必要であり、機構では、両立支援コーディネーターを養成するための研修事業を行っています。
平成27年度から両立支援コーディネーター基礎研修を開催しており、令和元年度までに全国で51回開催し、令和元年度末までに4,129人のコーディネーターを養成してきました。これは、政府が決定した「働き方改革実行計画」における “2020 年度までに 両立支援コーディネーター 2,000 人養成”の目標の2倍以上となります。
令和2年度は、これまでに研修を開催していなかったすべての都道府県において開催する予定としておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、広範な地域から受講者や講師が参集する集合形式での開催を見送り、オンライン(Web)形式に変更しました。
オンライン研修は、事前に動画配信研修 (10日程度の期間中において任意の時間で視聴可)を受講した後、特定の「WEBライブ講習」開催日に、リアルタイムでの研修(演習を含む。)を受講する形式となっています。
今年度予定しているオンライン研修は、10月23日(金)をもって全5回の募集が終了いたしましたが、今後も開催が決まりましたら、労災疾病等医学研究普及サイト、労働者健康安全機構ホームページで告知してまいります。
■両立支援コーディネーター基礎研修に関することはこちら
https://www.research.johas.go.jp/ryoritsucoo/
■令和2年度両立支援コーディネーター基礎研修開催日程はこちら
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