2021年12月6日
愛媛労働局では、平成30年度からの5年間を「愛媛第13次労働災害防止推進計画」として労働災害防止対策を推進しており、計画の4年目となる本年は、死亡災害は過去最少(平成26年の10人)を更新する9人以下、死傷災害(休業4日以上)は対前年比で5.5%以上減少させることを目標としているところです。
本年の労働災害による死亡者数は、11月19日現在8人と前年同期比で2人減少し、業種別では、第三次産業4人、建設業2人、製造業1人、林業1人となっています。
また、死傷災害(休業4日以上)は、10月末現在1,237人と前年同期比で 128人(11.5%)増加しています。業種別では製造業は減少しているものの、建設業で11.8%、小売業で41.3%、社会福祉施設で45.3%の増加となっており、今後の労働災害防止対策の強化が必要とされています。
特に、これからの年末・年始の期間(令和3年12月1日から令和4年1月31日)においては、慌ただしい状況下での作業や、通常作業に加え設備等の清掃、点検、修理、停止及び立ち上げといった非定常作業が多くなることから、愛媛労働局では当該期間における死亡災害の撲滅と一層の労働災害防止のため、業種毎の労働災害の発生状況等に応じた重点対策の徹底を図ることとしていますので、各事業場におかれましても、当該期間中のより一層の労働災害防止対策の徹底を図っていただきますようお願いいたします。
※本要請に関する愛媛労働局のホームページURL
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